梶田香織&こだわり

喋りにはLIVE感が必要!

こんにちは。
各専門家のための声、話し方トレーナーの梶田香織です。
そういえば。ふと思い出したのですが。
私は、人前で喋る時にはLIVE感が絶対必要だと思っています。
自分を振り返ってみると全く無意識でそうしてきましたが、
話し方をトレーニングさせていただくときは、かなりの重要項目としています。
そのLIVE感というのには意味が二つあります。
一つは、今、を話すこと。
臨機応変や、アドリブがこれに当てはまります。
こう言うと難しい、と感じてしまうかもしれませんが、そんなことはありません。
喋る本番までに、「こんにちは、◯◯です」
と何十回練習しても、本番が朝なら「おはようございます、◯◯です」
って当然変えますよね。
そういうことです。
ほら、カンタンでしょ?
アドリブはその延長線上にあるのです。
今、に合わせて喋る。
だから必要なのは、瞬発力です。
それと、どこまで言うのが許されるかを瞬時に判断する判断力。
これは鍛え方があります。話がそれて行ってしまうのでこの方法はまた後日。
LIVE感のもう一つは、生きた喋り。イキイキ感です。
教科書を棒読みしているような、ロボットが喋っているような
(と、最近はもう言えなくなってきたので、「ワレワレハ、ウチュウジン…」と昔よく真似した宇宙人のように、
抑揚もリズムも一定で無表情の)
そんな喋りではなく、
自分が、話したくて、聞いてほしくて、つい喋ってしまっています、という、
気持ちや力が感じられる話し方です。
生きている人がちゃんと、今、自分で言いたいことを伝えています!と
嬉しいこと、悲しいこと、ともにその内容に対する気持ちが聞き手にも感じる話し方。
だって、生で直接話を聞きたいのは、それを感じたいからだと思いませんか?
だから、たくさんの人に聞いてもらいたいと思うなら、感じてもらえる喋りでなくては。
直に感じられるものが必要無いなら、文字で伝えたり、代理の人にでもロボットにでも読み上げてもらったら良いですよね。
ロボットは”噛まない”からいいで(笑)
この、感じてもらえる話し方もトレーニングでできます。
ポイントとなるのは、意識。
これもまた後日、書きますね。
とにかく、LIVE会場のような今を活かす喋り。と、生きた喋り。
これ、大事です。
私が皆さんに伝えたい話し方は、ただちゃんとハッキリ喋れればいい、というものではないのです。
その先なのです。

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