NHKの朝のラジオ「らじおラボ」で、 女優・歌手の原田知世さんが今話していらっしゃいました。
曲を書いた後、歌うときは 「音の響きだけを気にしながら歌っている」 (歌詞は無視する、という意味ではなく、 もう書いた時に遂行しきったので、あとはそれを歌うときには・・・ という話でした。
誤解の無いよう念のため。) それから、 演劇や朗読の時(だったかな?)のように 「言葉を置いていく・・・」 という表現をされました。
わかります。 そうなのよそうなのよ!そうなんです。
話す時も同じです。
声も音。
だから、声の響きや声色、 耳に入ったときの感じ方も気をつけていますし、 ナレーションの時はもちろん、その他、自分の言葉で話す時も、 言葉を、時にはその言葉を構成している、 一文字一文字を、置いていく という表現ピッタリの話し方で話すこともよくあります。
それが、私も非常に大切にしている、 聞いた時の”感じ方” さらには “印象” に大きく影響するからです。
音色、声色、音の響き、言葉の響き・・・ これらは、心にグッとくる言葉です。