気になる声・話し方・言葉

人気有名和菓子店にスタッフ教育は必要?不要?

ここ、研修の営業に行きたい、と思うお店があります。
老舗の超有名店和菓子屋さんにお菓子の予約のお電話をしました。
全然早口でわからないのです^^; 早口の私が。
質問して聞く、聞き返す、もう一度聞く。
別の質問して聞く、聞き返す、もう一度聞く。。。
さらに別の質問をもう一回したときも。
早口の私が3回聞き直しました(笑)
「すみません、もう一度教えていただけますか?」と3回目の私の発言に、一瞬、間を開け、”普通の人のスピード”で話し始めました。
そのとき、呆れたように話さなかったのは立派だったと思います。
よく耐えた!素晴らしいです!(笑)
でもね。きっとお客様の大半はご高齢の方かと思います、なんたってかの有名な和菓子屋様ですもの。
その話すスピードで大丈夫ですか?
本来、私はこの電話の途中で切りたかったのでした。
自分の為だったら速攻で、もういいです、と電話を切っていました(笑)
でも、ここの和菓子を買っておきますね!と、お渡しする方に言ってしまってあるので買わないわけにはいかず、私も耐えました。偉いです!(^^;)
彼女の直すべきところは、
1.口の前の方1/3くらいしか動かして喋っていない点。
2.自分がどれくらい早口かを認識する必要がある。
3.人がどれくらいのスピードを求めているか、その喋りスピードを体感する必要がある。
4.なおかつお年寄りは、さらにどのスピードじゃなければいけないか、も体感する必要がある。
(たぶん彼女は自分で寝そうになるでしょう、自分にとってはゆっくり過ぎて(笑))
5.一度に一気に説明しない。2つ説明したいなら、一つはこう。もう一つはこう。と、
 分けて説明する習慣をつける必要がある。
声は明るくて感じが良い。もうちょっと笑顔が感じられても良いけど、とにかく上記5つは最低限必要!
発音もゆっくりしゃべればきれいだから、本人が自覚すれば即、感じ良い店員さんに早変わり。心配りある発言もちゃんとあるから。
実は、このお店にこういう印象を持ったのは2度目です。
やっぱり営業に行くべき・・・(笑)
お店のご主人には問題意識があるかしら。ほっといても売れているお店ですが。

関連記事