こんにちは。
プロフェッショナルのための、声・話し方講師の梶田香織です。
このたび、以前にも触れました通り、中学3年生対象の高校入試面接対策の講座を開くことにしました。
なぜそれを開くのか。そのコンセプト、思いは。。。
今の大人世代の皆さんの高校受験時は、面接試験は推薦入試や私学受験時くらいしかありませんでしたが、
現代は公立高校でも推薦入学が当たり前のようになっています。
また、私の住む愛知県は公立高校の一般入試にも全員面接試験があり、
もちろんそこでは志望理由や将来を語る面接試験が行われるなど、
ますます面接が重要視されるようになってきました。
中学3年生が、入試のために勉強にかける時間は中学3年間。
遡れば小学校の足し算引き算からはじまっていたとも言えます。
では、面接練習の時間は?
入試直前に学校内でも多少練習が始まります。
しかし面接は大人でも緊張し、しっかりとした声や話し方で自分の意見をちゃんと言うのは難しいもの。
それを、入試直前の数回練習しただけで、中学3年生がどこまで身につけて本番で力を発揮できるでしょうか。
受験生にとっては練習不足のままいきなり本番の恐怖感いっぱいの中へ一人送り込まれてしまうのです。
高校入試は、大きな人生の分かれ道の一つです。
せっかく3年間勉強をがんばって筆記試験を解く力や知識を身につけてきたのに、
面接試験の際、緊張でガチガチになり、自分の気持どころか
学校名や名前すら大きな声できちんと言えなくて不合格・・・
なんていうことにならないように、大人がもっと事前にサポートしてあげることが大切なのではないでしょうか。
また、面接時に重要な、姿勢、話し方等はすぐには改善されにくく、
繰り返し練習して身体で覚えることが成功への近道です。
今回は、面接の基本となる、元気な声、キチンした話し方などのポイントをまとめてお伝えいたします。
受験直前ではなく、それ以前から十分な練習期間をもち受験の頃には
意識しなくても堂々と面接に臨める力を備えて受験に送り出してあげませんか?
高校入試面接時だけではなく、その先にある大学受験や就職支援、昇格試験や資格受験等、
面接は一生ついてまわります。
多くの大人はいま、現にそういう場に直面して緊張感や恐怖感を味わっています。
ちゃんとした話し方や人前での意見発表、プレゼン力などは一度身に付ければ一生ものであり、
基礎が身につけば成長とともに自の力でスキルアップさせていくことができます。
こどもたちに学力を教える場は多くあっても、人と、あるいは人前で話す時の基本的な話し方を、
専門家からしっかり学べる場はまだほとんどありません。
その重要性に気づいた親御さんが子どもたちのために何をしてあげられるか、を考えてあげることで
お子さんの将来や人生の可能性が大きく広がるチャンスが生まれてきます。
その第一歩となる高校受験で、勉強はできるのに面接がぜんぜんできなくて失敗した。。。
ということにならないように、お子さんに今から練習を始めさせてあげてください。
と、いう願いや気持ちからです。
それにしても、最近は子どもたちも大変ですね。
講演•研修