声、話し方のコツなど

あのメガバンクの書面に、話す時に大切な共通点

s_IMG_8026_20140413212109d7a.jpg
なぜか開いた瞬間、不思議な感じ。。。
絵が描いてある・・・
それに、なんか違う。
とても驚きました。
イメージが違ったからです。
三菱東京UFJから送られてきた、書類の入った封筒の中の一枚。
なんだかふんわり優しい感じがしたのです。
それは、だいたいこういう封筒は、開けると活字ドバーッて感じです。
なのにこれは違う。
でもこのふんわりした感じは絵だけから感じられるものではありません。
そう、ひらがなです。
下さい→ください
本当に→ほんとうに
致します→いたします
と書かれています。
これって、すばらしい心遣いです。
見た人の心がちょっとだけゆるむというか和むというか、そんな感じがするのです。
同じだ・・・と思いました。
私、しゃべるとき、できるだけ漢字の言葉を使わないのです。
もちろん使う時もあります。式典などの司会では使います。
でも、この場は、私の声で私の雰囲気でここでしゃべりなさい、とご依頼をいただいたんだな、
と私がしゃべらせていただく意義を考え、その場にふさわしいと自分でも確信が持てたら、
できるだけひらがなの多いしゃべり方をします。
つまり。熟語をあまりつかわずに話すのです。
たとえば。
「本日は〇〇にご来場くださいまして誠にありがとうございます」ではなく
「本日は〇〇にお越しくださいまして誠にありがとうございます」と言う。
そんな感じです。
考えてみればこういうこと、無意識に無数にやっているかも・・・
お客様への気配りって、ド~ンと目立つことではなく、
このお手紙のような、小さな小さなことがとっても大事なんですよね。
気付いていただけないような小さなことをできるだけたくさん、
を、私も最も大切にしています。

関連記事