声、話し方のコツなど

「こ」の滑舌のポイント

おはようございます。プレゼンジャパン・声の笑顔トレーナーの梶田香織です。
昨日の「け」に続いて、「こ」の滑舌、発音のポイントです。
よく、口を大きく開けて発音しなさい、と言われますが、
実際にはしゃべっている最中に縦に大きく開けて「O(オ)」の形を作るのはけっこう大変です。
しかも、「オ段」の音が出てくるたびに口を縦に開こうとすると、
話す表情がちょっと変てこりんになります。
でも、縦に開けて話す音がどこかにあると、表情が豊かになるように感じられたり丁寧に話している感じが出ます。
その、「オ段」の中で、もっとも縦に口を開きやすくこの一音を大事にすることで、言葉を丁寧に発音しているように感じられるのが「こ」だと私は感じています。
ではその発音方法。簡単です。
「こ」は口の中の奥の方で鳴る音です。口の奥で「こ」と言うと同時に、下あごを下におろしてください。
ほっぺたをひっこめて唇を前に出して「オ」の口の形を無理やり作ろうとせず、
ただ、声を出すと同時に、下あごを下す。下側の歯を下に下げる感じですね。
もっとわかりやすく言うと、
鶏の鳴き声をマネをしてみてください。「コッコッコッコッコッコッコ・・・」
唇などは動かさずに喉の奥だけで言えることがわかると思います。
それを、スピードを少しゆっくりにして一音一音、下あごを下げることを意識していってみてください。
そうすると、一音一音声を出すたびに下あごがカクカク下がりますよね。
さらにもっとスピードを落とし
「こ」の一音をできるだけ時間をかけて声を出すようにし、それと同時に下あごを下ろすように発音する。
これを話している途中に意識すると、多少早口でしゃべっていても、
ゆっくりに話しているように感じられます。
また話すときの表情も豊かになります。
「ここの道を・・・」「この中には・・・」「学校へ行こうと思います・・・」など
「こ」が入る文節や短い文で試してみると、感覚がつかめると思いますよ。
では、明日は「さ」についてです。

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