声、話し方のコツなど

話し方、声と五線譜、音符、歌、鍵盤

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講座の中で、よく、楽譜が読める人にはこうして音符と五線譜で抑揚や声の高さを説明します。
方法は、こうです。
1.まず、話していただきます。
2.その言葉の一音一音の音程が何であるかを聞き取ります。
3.それを五線譜に表すのです。
私は絶対音感を持ちあわせているため、
その人の話す声がどの音程かを把握することができ、
それを楽譜に書くことができます。
もちろん、ピアノなどの鍵盤で同じ高さの音を弾いて、
自分がどんな声の高さで喋っているかを聞いてもらうこともします。
話し方の感じ良さ、印象の良さは、抑揚が大きく関係します。
例えば、写真のように、「お茶」という単語の「茶」の高さが
低いか、真ん中か、高いか、で印象はかなり変わるのです。
楽譜が読めない人にももちろんわかりやすく説明します。
最近はほとんどの人がカラオケで歌を歌ったり、少なくとも
小さな頃学校でチューリップやドレミの歌くらいは歌ったことがあるでしょうから、
例えば、
な~らんだ~♪ を お~茶~だ~♪
だったり、
校内放送などでよく聞く、
ピ~ンポ~ンパ~ンポ~ン♪ を
お~ 茶~ だ~ よ~ん♪
と言葉を変えて歌ってもらったりするのです。
(これについての解説は文字ではわかりにくいと思いますが、一応書いておきます。
実際に口に出して歌ってみていただきながらでしたら多少文字解説でもわかりやすくなるかもしれません。
前者と後者では茶の音の高さが違います。
後者のピ~ンポ~ン・・・を歌うつもりで
お茶、というと、茶の音が高くなり印象が良くなるのです。)
こういったことは、普通は今まで全く考えたことも気にしたこともなかっただけのことで、
それを意識し始めると、感覚がわかってきて、自分でコントロールできるようになってくるのです。
もっぱらこれは「声」についてですね。
一般的には「話し方」という中に「声」とその他の「滑舌、発音、表情、身振り手振り」まで全部含まれてしまう場合が多いです。
さらには、話の内容まで含まれてしまう場合もあります。話の内容は今ここでは別として、私は
「声の出し方」と「話し方」。 または、
耳で感じる印象として「声の出し方」と「滑舌・発音」。そして
目に見える印象に影響する表情や身振り手振りなどの「身体の動き」
の3つに分けて考えることをおすすめしています。
声の高さと滑舌をコントロールするには、関係なく切り離して訓練したほうがわかりやすいからです。
(厳密には関係ないわけではありません。高い声で大きな声で話したほうが滑舌は良くなります)
声の出し方や話し方は、そういったことを気にしなければいけない職業にでもつかない限り、
ちゃんと教わることはありませんよね(笑)
なので、声の出し方や話し方を変えなきゃ!という状況に遭遇したら、
こうしたことをトレーニングする必要があるのです。
こんなふうに歌を歌ったり、鬼太郎の目玉オヤジや、森本レオさん、黒柳徹子さんや、ルパンの峰不二子、AKBなどのアイドルなどのモノマネをしたりしながら、
厳しく、あるいは楽しく。 求められる度合いに合わせ、レッスンを行っています。
私の顔はどちらかというと福笑いのような笑い顔なのですが、
全く笑いのない厳しいレッスンも時には行ったりもします(笑)
もちろん、講座内容企画は様々でその方や企業様のご要望に合わせた企画もご提案しています。
例えばプロスポーツ選手の皆さんにはこんな感じ。
企業様にはこういった講座やコンセプトで、等。

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