あの人の"メディア声"&トーク力

DJポリスの話し方を検証

あのおまわりさんの話し方の中には、
大勢に話す時に大切な基本的要素がすばらしくたくさん含まれていますね。
中でも大きなポイントは、
・声の質
・声の出し方
・滑舌
そして、話の中身。
人気が出たのは言っていることがおもしろかったから。
なので重要度からいったら最後に挙げた「話の中身」がポイント。
でもその前に、私はやっぱりその前の3つ。しかも2つめと3つめだと思うのです。
だって、良いことを言っていても、あの群衆の大騒ぎの中、
みんなにしっかりと聞こえないと伝えたいことが伝わらないんですもの。
では詳しく検証。
まず、「声の質」。
これはあのDJポリスの生まれもった要素が”大きい”ですね。
針金が一本通ったような、芯のある声。
この声質は、人に聞き取ってもらいやすく滑舌よく聞こえる声。
ただし。生まれつき要素が”大きい”だけで、それがすべてではありません。
割合にしたら、その要素が活かされるのは25%くらいかしら。
となると。
「声の出し方」。
これが、60%くらいかな。
大勢の人に話すとき(といっても10人以上になったらもう。)は、
とにかく声を張ることは話し手が必ずやらなければいけないこと。
聞いてほしくないならそうしなくても良いですが、
少しでも聞いてほしい、聞いてもらわなくてはいけない、という立場で
話すのであれば、これくらいは頑張ってするべき!と私は思っています。
声を張る。とは、分解すると私は、
いつもより声を大きく、高く、強く出す。
と説明します。
(私のレッスンでは、張る、というよりももう少し重要な要素を含んだ
声を「飛ばす」という表現を使いますが、ここではわかりやすくこの3つで話を進めましょう)
DJポリスはすばらしくこれができていました!
まあ、あの、車の上でしゃべりなさい、という役柄を与えられたということは、
そういう声の出し方ができたから選ばれたからですよね、きっと。
そして「滑舌」。
あのDJポリスの話す様子を、テレビ放送局がかなり映像としておさえていて
ミニコーナー的な扱いにまでして、話す様子や声を何度も放送していました。
あの滑舌はすばらしいですね~!!
あんな、あまり質の良くない(ごめんなさい!)拡声器的な音のマイク&スピーカーなのに
一語一句すべて聞き取れていましたもんね!
ただ、一生懸命練習した滑舌の良さではなさそう。
多少練習をしたかもしれませんが、練習の結果必死に口を動かそうとして話している、
という要素は感じられる
これも大部分がもともと持っていたものかと感じました。
もともとハキハキ喋るタイプだったんでしょうね。
おや?もうこんな時間!
続きはまた次回!!!
サッカーの日本代表がワールドカップ出場を決めた夜。
サポーターが暴れる?交差点で交通整理をした話題のおまわりさんが一気に人気者に。
話し方で人生が変わる、というようなことが起きたわけですね~♪
どんな職業の人でもどんな人でも、話し方、がしっかりしていると

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