梶田香織&こだわり

スタッフ様の声や滑舌を学ぶことは必要?不要?

声や滑舌?必要? と思われる方はちょっぴりこちらをお目通し下さい。
印象を良くするために、ヘアスタイルは美容院の美容師さんに。
メイクもメイク売り場で試してもらったり
洋服は店員さんからのアドバイスなど。
考えてみれば、どれもプロからのアドバイスを何かしら受けているんだな~、と気づきます。
でも、声は?滑舌は?話し方は?
生まれて今まで、良い声の出し方、ビジネスシーンに向く滑舌、
品格やキャリア(計嫌悪豊富さ)に影響する発音、などを
プロに学んだことはおありでしょうか。
現代のように核家族で、ご両親やお爺様お婆様と一緒に過ごしたり会話が少なく、あまり注意してくださる方がいないまま大人になった方は特に、
ひょっとしたら、生まれたときのままの声の出し方や滑舌で、いわば、”はだかんぼう”のまま話しているのかも…。
また、声や発音は、スキル、であるためトレーニングでどれだけでも変えられますが、
放置しておけば良くも悪くも”親そっくり”になります。
ただ、親御さんが、他の方の声や言葉遣いに対して、
「きれいな声だね。」「お上品な話し方の人だったね~。」
「(滑舌が悪かったけど)何言っているかわかった?。」「感じ悪い言い方だったね。」
などと感想を聞かせてくれる方でしたら、
知らず知らずの間に、声や話し方に耳を傾け、感じ方を意識するセンサーが備わっているかもしれません。
そういった方は、意識が高いため、ご自身の声や話し方にもきっと気をつけていらっしゃることが多いことでしょう。
鼻から入る情報(香り)と耳から入る情報(音)
は、その情報を得た瞬間に、好き!嫌い!良い!イヤ!
と、感情にダイレクトに訴え、その気持ちを相手に与えてしまうんだそうです。
たしかに、何か変な香りがしてきたときに「うわっ!」と思ったり、
ガチャガチャした音が耳に入った瞬間に不快に感じたりしますよね。
理性など、頭を使って考えるよりも速く感情が動きます。
そんなにも大きな影響を与える、相手の耳に、イヤでも入っていってしまう声や滑舌。
ちょっとでも「ステキ♪」「やさしそう♪」「仕事ができそう」「信頼できるだろう」
と思っていただけたら、ビジネスも良い方向に向かう可能性がUPするのではないでしょうか。
だって、逆に、イイカゲンな話し方や感じ悪い接し方をする人と
仕事をしたり、その方から何かを買おう、って思わないですものね。
声や話し方をTPOにあわせてコントロールしていただけるようになることで、
きっと、もっとたくさんの方にあなたのファンになっていただけます。
会社の魅力をよりすばらしく伝えられるようになり、入社される方も増えるかもしれません。
スタッフの方はそのリーダーシップ性に憧れ、モチベーションをUPされる可能性も大いに有ります。
また、スタッフの方に声や話し方をトレーニングされれば、
スタッフ同士のコミュニケーションや、お客様との距離感も近づき、人間関係が良くなります。
(相手が”どう感じるか”、の考え方に徹底的にこだわってトレーニングを行うからです)
声や滑舌を学ばない、ということは、良くも悪くも
個人個人の品格やコミュニケーション力をそのまま放置しておく、ということ。
企業は、商品でもサービスでも質や品格を、一定に、しかも、より高いレベルに”そろえる”
ことが、重要です。
あっちは良いけどこっちは×。では、信用がなくなります。
企業のスタッフの方にこそ、誰もが感じ良く感じる、声・発音・話し方、のトレーニングが必要なのではないでしょうか。

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