梶田香織&こだわり

声・話し方と、今日のNHK・TEDの「食べ物のことを子供たちに教えよう」

こんばんは。声の笑顔トレーナー、七色の声のナレーター梶田香織です。
子にゃのNHKのTED・スーパープレゼンテーション「食べ物のことを子供たちに教えよう」は、
声の使い方と話し方と全く共通していると感じました。
すばらしかった!プレゼンターのジェイミーオリバーさんは、
食べ物について、食べ物の名前や、『正しい』料理法、
『より良い』食生活の情報や知識が、子供たちや家庭で料理する親が知らない・伝わっていないから、
将来子供たちが肥満や病気になって苦しむ。
それをちゃんと教えてあげれば子供たちの未来は良い人生になる」
と訴えていました。
まったく同じことを私は声と話し方について思っています。
「どんな声を出したら聞きやすいか、
どんな声を出してどんな話し方をすると相手がどう感じるか、
言ってみれば、人前や社会に出て必要な『正しい』声や話し方を
子どものうちから教えてあげれば、
その場にふさわしい、いわば『より良い』声と話し方をするには
どんなことに気をつければ良いのか
それを子供のうちからちゃんと教えてあげれば、
子どもたちの未来は良い人生になる」
と思うのです。だって、大人になってから話し方に悩んでいる方はたくさんいらっしゃいますし、
うまく話せなくて就職に失敗する学生もたくさん。
逆に、学歴はなくても敬語もおしゃべりも上手で、年代層問わず色々な方ときちんと話せる人が、社会で成功したりうまく生きていたりしますもの。
プレゼンターのジェイミーオリバーさんは、
彼は子供の食は「学校」「家庭」「店」の三点で作られる、と言っていました。
だからスーパーマーケットにも正しい料理法を教える料理人が必要だと。
確かにそうだ。でも声と話し方についてはちょっと違って、
「学校」と「家庭」でできる。
と瞬間的には思いました。
でも。。。やっぱりもう一点必要かもしれない、と思い直しました。
それは、声の使い方や話し方の講師をさせていただく中で、
声をこんなふうに出してみると感じよく感じる。
話し方をこうしてみると、印象が変わる、
など、変える、ということを体験したり、具体的な変え方をそういえば教わる機会無くみんな大人になっていると感じたからです。
たまたま小さいころ、おばあちゃまとよ~くおしゃべりをした、
たまたま学校の先生が言葉遣いにうるさかった、
たまたま家が商売をしていてお客様への話し方を覚えた、
といった環境に恵まれた方は自然に体得していることなんですよね。
でも、たまたま「学校」や「家庭」にその環境が無ければ、
子どもたちは『正しい』『より良い』声の使い方は話し方は知らずに社会に出てしまい、苦労する。。。
ジェイミーオリバーさんの食で言うところの「店」の存在に私はなりたい。
最近、自分のやりたいことがはっきりしてきました。
声の使い方や話し方の技術を伝える立場としては
・さまざまな業界のプロフッショナルな方へのトレーナー
 すばらしい知識や技術をお持ちの方にふさわしい、または
 その魅力がもっと人により感じよくわかりやすく伝わえられたら、
 ファンが増え、メディア出演、CMなど活躍の場が広がりますもの。
 (例:日本テレビズームインサタデー出演の元プロ野球選手宮本さん
  フィギュアスケーターの羽生くん。科学実験のでんじろう先生。)
・企業研修
 電話等声だけでお客様と接することが多いため、
 面と向かってではなく、声だけでいかに、信頼感やあたたかみ、
 おもてなし感が伝わるかが大事だと私は思っています。
 たとえば。電気屋さんで店員さんが商品説明を一人のお客さまに
 しているとき、周りの4人くらいのお客さんに声が届いていたとします。
 面と向かっては感じ良いのに、声はとても威圧的だったり
 嫌そうに聞こえたら、周りの4人のうち2人くらいはその店員さんや
 そのお店では買わないかも。。。
 それって、最初から売上MAXは3人分・60%にしかならない。
 売上UPさせるなら5人分・100%を目指した方が良いのではないか。
 それには、耳で聞いただけで、の印象が重要。そのための
 感じ良い声や発音、話し方等の「音・音声」の出し方を
 お伝えしたいのです。
 ちなみに、声で感じよく話せる人は絶対に面と向かって話す時も
 感じ良いです。いえ、さらに感じ良いです。
 絶対と言っても過言ではありません。
・そして、子どもたちへの声と話し方教育
 大人になったとき、どんな声の出し方や話し方ができないと
 苦労するか。どんな喋りができると何がうまくいくのか。
 そこから逆算して、子供たちにただしい発音や、人前で話す時は、
 といった常識を”楽しく”、”自然にできる様に”教えてあげたい。
 この”楽しく”は特にちょっぴり自信があります^^
 子供たちに一度それを教えてあげれば、一生もの。
 だから親御さんに伝えたいのです。
 
 『子供たちに、声の出し方や話し方をちゃんと教えてあげることは
 ”一生消えない財産を残してあげること”であり、
 ”生きるための力をつけてあげる最も重要なこと”』なはずですから
 ちゃんといまのうちに教えてあげるべきです、と。
 
この3つ。ご賛同くださる方、日本どこでも講演、セミナーに参ります。
どうぞお気軽にご相談ください。
http://www.nhk.or.jp/superpresentation/backnumber/140423.html

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