声、話し方のコツなど

「話し方を学ぶ」から「話し方をデザインする」へ

前回は、ただ上手に話せるようになりたい、と考えるのでなく
“話し方をデザインする”ことが重要、というところで終わりました。
さてその「話し方をデザインする」って何?って思いますよね。
それは。
自分を演出することです。
こう魅せたいからこういう話し方をする、という考え方をすることなんです。
わかりやすくお話ししますと。
こんな話し方をする人は、こんな人に感じませんか?
イキイキと話す人
→ 好奇心旺盛。人生を楽しむ力を持っている。
伝えたい!という熱意が伝わってくる話し方をする人
→ 誠実。どんなことにも一生懸命。何か力になってくれそう。
優しそうに話す人
→ 優しそう。安心できる。誠実。心配りのある人。
メリハリよくテンポよく話す人
→ 仕事がデキそう。活発。器用。物知り。おもしろそう
自信ある口調で話す人
→ 信頼感がある。話の中身にも仕事にも自信を持っている。頼りがいがある。
強い口調で話す人
→ 人の話を聞かない。自信満々。
弱弱しく話す人
→ コミュニケーションが苦手。
この矢印をひっくり返してみてください。
誠実な人に思われたい人は → 優しさや熱意ある話し方をする
信頼してほしいと思う人は → 自信ある口調で話す
これが、私の考える”話し方をデザインする”なのです。
プレゼンテーションをするなら、
自信を持って、メリハリをつけて、熱意をもって話したいですよね。
お見合いをするなら、
気配りができて品があって女性らしい話し方が好まれますよね。
じゃあ、そのために!
こういう声の出し方をしてみては?語尾をこうしてみては?
と、技術的なことをお伝えするのが私の役目です。
ナレーターや司会を務めるうえで、その商品が高級なものなのか庶民的なもののか、
そのイベントがに楽しいものなのか知的なものなのかを、お客様には自分のしゃべり方を聞いて感じとってもらえる話す術を使っているのです。
だって例えば、このイベントは知的なイベントですからキャーキャー騒がないでくださいね、って言えないでしょう?(笑)
こうして考えると、きっとどなたにとっても、話し方って一人一種類ではないんです。
何種類も身につけることができます。
仕事の時はデキる人、初対面の人の前では優しい人、とそのシーンに合わせた話し方ができたら素敵だと思いませんか?
今日はお化粧がきれいにできたから、話し方もちょっと良い女風にしちゃお~っと。
今日の大事な商談の場では、信頼してもらえるよう、商品のすばらしさを熱意をもって伝えよう!
と、その日のその瞬間の自分を演出できるようになるんですもん。
自分を「どういう人」に魅せたいかを考え、それに合った話し方を身につける。
それが、私の考える「話し方をデザインする」です。

 

ホームページより

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