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表情より「声の方が重要」という考え方が大事

印刷物を作成するにあたり、原稿を考えていました。


伝えたいことが多すぎて、スペースが文字だらけになってしまいそうで困ります(笑)
予選落ち(笑)する内容もたくさんありそうです。


せっかくなので頭に浮かんだことを、どれだけ書いても大丈夫なここにも書き留めておこうと思います。
印刷物に採用されるかどうかわかりませんが。


Q&方式で。

 
Q.表情のほうが大事でしょ?


A.もちろんです!
ただ、電話はもちろん、オンラインやプレゼンも多くは顔ではなくて資料を見ていませんか?
大会場なら話者の表情が見えるのは前列辺りの人だけ。
今後のメタバースも含め、実は面と向かって近距離で少人数で話さない限り、
ほとんど「声のみ聞き続け」ます。


さらに顔を見ていない周りの人にも声は届いてしまっています。


顔が笑顔でも、例えば風邪を引いた後で、かすれた苦しそうな声で相手が話していると、
大丈夫?苦しそうだけど、無理しないでね。
って思いますよね。顔は笑顔なのに。


研究結果でも、人は、目からと耳からの情報を同時に得た時、
目よりも耳から得た情報の方に強く印象を受ける、と発表されています。


それと、
声の出し方を変えようとするとどうしたって表情も自然に連動します。
いろいろな声を出すためには無表情では無理なのです。





そのため、”声優先”という考え方のほうが、もっと豊かな表情で話せるようになります。





理想は経営者(or社員)がインフルエンサーになることです

経済産業省の、中小企業向け補助金・総合支援サイト「ミラサポPlus」。
私の事業の宣伝をしてくれているのかと思ってしまいました(笑)

まさにこの、

社内タレント養成
社内スタッフタレント化研修
社内インフルエンサー養成

ということをプレゼンジャパンでは行っています。


もう自社スタッフで動画をバンバン発信する時代ですよね。
そこでいかにタレントのように、商品やサービス、または
会社のことを伝えられるか。


その動画がもうライバル企業との差別化やブランディングができていた素晴らしいことですよね。



あー、社員の皆さんが自分たちで頑張ってますね~。

という感じも素敵です♪だって応援したくなっちゃいますもの!!




でも、みんなが動画を始めると(始まっていますが)そうも言っていられなくなりますよね。
より楽しいもの、より面白そうなもの、より興味をそそられそうな人、
の方を見に行くようになってしまうので。



どんなに良い機材や撮影場所を準備しても、話す人によって、
人差し指一本で、サッ!と払われて見られない動画として送られてしまいます。



話す人、なのか、その人の話し方伝え方、なのか。


どちらにしても、画面の中からこちらに向かってどう話しているか、は
指一本でサッ! か、その指が止まるのか。

大きく違ってきますね。



タレントのような話し方伝え方は、スキルなので誰でもできること。
天性のもの、と思われがちですが、
そういう人もいますが、そうでなくても運動と同じで
上手にできるコツを知って練習したらうまくできるようになる。
ただそれだけのことです。

ただそれだけのこと、って思うことが重要なんですよね。

before-afterテレビショッピングのような話し方

たった2時間弱でこれほど変わります。


『たった数十分でテレビショッピングのように話せるようになった!Before-After(ショートVer.) 』



120分(といっても賞味1時間強)のトレーニングのため
もちろんぎこちなさはありますが、
まず大事なことは、

はじめにこれくらいはドンッと行く!

ということです。



そこから、慣れていくことで自然になり、
さらに表現をもっと大きくしたりやわらかくしたり、


自由自在に話し方をコントロールできるようになっていくのです。

こうして声の出し方を変えるだけで、
伝える順番も変えた方が言いやすい、
その方が思い切って強調できる、など
構成も変えたくなってくるのです。

その良い例が以下の動画です。
『 テレビショッピングのように話すトレーニングBefore-After(ワンコせんべい(構成も変わった!) 』

内容もわかりやすくなったと思いませんか?

このように、ザ・テレビショッピング、といったようにでないにしても、
商品やサービスを説明したりプレゼンするとき、
「普通に話す」ように伝えては、ホントに”普通”に伝わってしまいますよね。


聞き手の心が何かしら動く、ワクワクしていただける伝え方ができると
相手との話も弾みます。
(そういう研究結果も発表されているんですよ)

ビジネスにも活かさない手は無いですよね。



200名のお名前を読み上げるコツ

久しぶりに華やかな気分を味わえました。

ステージには大きな素晴らしいお花。
そして、テーブルには後に皆さんが胸元に付ける赤い花。


表彰式典、という、催しものの中では硬い方。
コロナ禍のせいでいろいろな華やかな催しが行われにくくなった中、
これまで硬いと感じてきた式典ですら、
やわらかな、華やかな雰囲気がとても素晴らしく感じました。


仕事の内容は、
表彰される200名近くの方々のお名前を、決して間違えないように気をつけながら読み上げること。


緊張度が高いのはもちろんです。
でも、この花たちが醸し出す雰囲気に気持ちをのせていくと、
とても読みやすくなります。
もちろん、そのほかに、お名前を間違えないように気をつけるコツはたくさんあります。

でも、そのコツをちゃんと実践するためには、気持ちの持ち方、いえ、
気持ちの置き方、と言った方が良いかしら。
それが大事。

そんなことを感じながら、なんだかちょっとこの華やかな場を私も嬉しく思いながら、司会を務めさせていただいた式典でした。


毎年、ありがとうございます。



人が通るところでの動画撮影時。喋る時に気をつけることは

名古屋・栄の真ん中にて。人が通るところで撮影。その時に必要なことは・・・


11月20日(金) メッセナゴヤ2020オンライン5日目



メッセナゴヤ2020オンラインでは、期間中平日毎日動画発信中。
講師の考え方や、動画活用時のポイントなどを、肩ひじ張らずにお伝えしています


コーヒーブレイク時等にお楽しみください。

原田知世さんの表現、わかる~!

NHKの朝のラジオ「らじおラボ」で、
女優・歌手の原田知世さんが今話していらっしゃいました。

曲を書いた後歌うときは
音の響きだけを気にしながら歌っている」

(歌詞は無視する、という意味ではなく、
もう書いた時に遂行しきったので、あとはそれを歌うときには・・・
という話でした。
誤解の無いよう念のため。)


それから、
演劇や朗読の時(だったかな?)のように

言葉を置いていく・・・」

という表現をされました。


わかります~~~~~~!!!!


そうなのよそうなのよ!そうなんですよね~~~。

話す時も同じです。
声も音。だから、声の響きや声色、
耳に入ったときの感じ方も気をつけていますし、

ナレーションの時はもちろん、その他、自分の言葉で話す時も、
言葉を、時にはその言葉を構成している、
一文字一文字を、置いていく
という表現ピッタリの話し方で話すこともよくあります。


それが、私も非常に大切にしている、

聞いた時の”感じ方”

さらには

“印象”

に大きく影響するからです。




音色、声色、音の響き、言葉の響き・・・
これらは、心にグッとくる言葉です。

声や音、脳や表情との関係など、論文は楽しい!!

最近、論文を読むのが楽しい🤩

声や話し方(の印象)などは感覚的。と多くは思われている。

でもそれを、

ちゃんと物理的だったり論理的にしっかり解説ができたり、

ちゃんと実証されている原理も受講してくださる方に伝えないと私は気が済まない。

過去の私の経験や実体験をもとに、どうしたらどう印象が変わるのかなどを体感していただく

という、そんなことばかりではなくて。

(ちょっとめんどくさい人でゴメンナサ〜イ😋)


これは話し方の印象や声・滑舌等のスキルアップ法や改善法を伝える時に、私がついこだわってしまうところ。

なぜなら。

そうじゃなきゃ、いくらこうすると良いですよ、とお伝えしても、

「でも、それって人によって感じ方が違いますよね」

と言われたら、”まさにおっしゃる通り❣️❣️❣️”だから。


なので、

声や音について、や、それが脳や心理に与える影響など、

論文を読んでいるとおもしろい。

感覚的に思われながら実は確実に心理に影響したり、

人によって受け取り方が異なるにしても、例えば10人中8人がそう(良く)感じる。

だから効果的と言える。

などが立証されていることがわかるから。



じゃあ、10人中8人もの人が好印象に受け止めてくださる手段があるのに

わざわざ2人しか良く感じてもらえない方を選ぶのか、またはその段階のまま放置するのか…

は、個人の希望や意思によるところで私には口出しできない部分。


でも、運動と同じで、やれば変われるからやってみるのはおもしろいのは間違いないと思う。

きっと体験したことのない未知の世界だから〜✨💖



ちなみに講座中私がよく言うのが

「10人中10人が良しとするものを目指しますよ。」


結構サラッと言う。当たり前だから。


それに、どうせやるなら最高レベルを目指した方が手っ取り早いし、

10人が中8人が良しとするレベルになっても、みんながそのレベルになったら

それって全くの、フツー、なレベル、ってことになり、

そこからまた抜きん出てNo.1を目指してトレーニングしなくてはいけなくなる。

それは時間もお金もさらにかかってしまう。


常に最高レベルを、

当てずっぽや感覚だけに頼らず、解明されている理論にもできる限り基づいてトレーニングする。

が、効率が良い。



という考え方が背景にありつつ、いろいろな研究論文を読んでいると

あ、この研究結果、ちょうど今度の講座内容に、ピッタリ〜‼️と、ワクワクしてくる😄

面接指導はここまでやる必要がある

就職面接指導シーンなどでよく見聞きする言葉。

「面接官に、笑顔や、真心が伝わるように話してください」

それで終わったら、指導効果は小さい。

むしろそこからが大事。

真心が伝わるように話す、って?

のやり方を教えてあげて、本人がやってみて、

それで真心伝わるのかどうかをジャッジしてあげないと。

本人が頑張ってできるのは、本人のジャッジ基準で、

どう頑張っても本人の考えうる方法が限界。

でも残念ながら、話し方は、多くの場合、

今までに考えました考えたこともなかったことに意識を払い、

それも、同時にたくさんのことを、

そしてそれらを、

今までに経験したことが無いくらいのパワーを使って必要がある。

これは、今まで受講してくださった何百何千(になるのかな?)の多くの方が発したセリフ。

「こんなにやらなきゃいけないんですか(驚)」

「そうです。」

でもそれは私が決めているのではなく、

じゃあ一緒に受講してくださっている皆さんに、

自力で精一杯やったときと、

私が半ば強引?(笑って厳しい指導(^^))にチャレンジしていただいた、話し方をやってみていただいたときと、

どちらが目的通りに感じますか?と訊ねると、

みんな後者だ、と回答されます。

しかもだいたいの場合、

それでもまだ足りない感じ。

とも。

そしてご本人は、そうなんだ!と初めて気づき、

そこから変化していくのです。

話し方の分野は、本やネットにもたくさん気をつけることや方法の記事はたくさんある。

でも要は最後には、

実際にそれが、人が聞いた時にホントにできていると言えるのか。

が最も重要。

いくら読んでも頭で理解しても、ほとんど話し方は変わらない。

あ、変わるけど、変わりきらない。

という言い方が正しいな。

プレゼンの『間』でホントに売上が変わる、という話

先日22日の、NHKTV番組「クローズアップ現代」は、

プレゼンテーションがテーマでした。

そこでジャパネットタカタの、あの、

高田氏が出演され、高田市とNHKアナウンサーのプレゼン術についてお話されていました。

そこで高田氏がおっしゃっていたこと。
間を取ることで売上が5倍変わる」。


これは、私の講座を受講してくださった社長もおっしゃっていました!!


間を意識するからこそ、本当にそう実感することができのだな、と思いました。


その方は、とてもお話が上手で、自社商品のプレゼンはもちろん講演などもいくつも行っている方でした。
“なので” ずっとお話しっぱなし、という傾向がありました。

講座中、私は結構ズバズバ言うので、
「間が無いので聞いている方が疲れます」とお伝えしたかと思います。
そして、どこでどれくらいの間を取っていただくと良いか、
をレクチャーさせていただきました。


その後お会いした時、
「梶田さんの講座を受けた後、売上が上がったんですよ~」とおっしゃってくださったのです。

よく聞いてみると、商品やサービス説明をするときに間を開けるようにしたら、話を聞いてくださった方全員が注文してくださった、と。

なんと嬉しいことでしょう!

話し方を変えた時の効果は、数字ではなかなか測れませんし、表すこともできません。
でもその社長は、実際に売上が上がった、と、話し方を変えたことの効果を数字で捉えてくださったのです。


さきほど、
“なので”
と、太字で書かせてただ来ましたが、
喋りは、慣れた人、話すのが好きな人ほど、聞き手には聞きにくくなる確率が高いです。
自分の話(厳密には、自分にとって話しやすくて心地よい話すリズム)に酔ったり、
いつも同じ話をするから滑舌にも気を使わなくなる、
あまりに流暢すぎてスムーズすぎて盛り上がりが感じられない。
ということなどがあり。。。

要は、熱が伝わらないからです。

高速道路の運転は眠くなるけれど、道路がガタガタするところがあったり上り下り、一旦停止があると眠くならないと同じです。
道路が喋り手。運転者が聞き手。
喋り手は、運転者さんには退屈して眠くなっていただかないように道路を作らなければいけません。


どこでどれくらい間を開けたら良いのか。
それは、例えば段落の終わり、話の転換点。など、まずここでは必ず間を取りましょう、というセオリー的な部分はあります。

ただ実際には、それに加えて他にどの部分か、そしてなんといっても、
どこでどのくらいの長さの間を取ればよいのか、それは、
その方の話すスピードや息遣い、話しグセにより、異なります。

飲み物を一口飲んだ方が良い(それくらい間を取りたい)ときもあれば、
話し手にとってはこれで良いと思っても、聞き手にとっては気持ち良い間だったり、なんとなくムズムズと気持ち悪い(しっくり来ない)間の場合もありますし。


(これは、実際に耳で聞いたり体感で覚えていただくのが一番です。)


そうなのです。間で変わるんですよね、売上って。

プレゼンは準備9割

プレゼンテーションをうまくできるかどうかは、準備9割です。
いえ、残り1割は、過去の経験からくる臨機応変な対応力やセンス、
なので、過去の経験が少ない方は、その残り1割も準備で埋め尽くすほどの準備が必要。
その準備とは。キムタクは、あらゆる場合を想定して・・・ と言っていました。
私が研修等で伝えるのは違います。
もちろんその想定もしますが、喋りのプロはそれでは全然不足。
イベント等は何が起こるかわからないものなので、想定しておいても想定外のことが起こり、
それに対処できなければプロじゃない。なので、
想定できるのはあたりまえで、想定しないことが起きたときの対応力をいかに鍛えるか、
が、喋り手の力、です。
話が逸れました。
仕事で今度プレゼンテーションしなきゃいけないんです、という方とは違うところです。
プロではなく、でも人前で話すこのば
まさに!
司会などをしていると、「緊張しないんですか?」とよく聞かれます。
緊張はします。それは絶対に避けられない。
逆に、緊張せずにやったらダメです。
それは、素、が出るからです。
喋りの仕事は素のおしゃべりな自分が出てはダメなのです。
常に、喋り手である、という意識を持っていないと、
いつのまにか、ただのお喋り好きな人と変わらなくなってしまいます。
長年、同じ番組を続けている人や、有名になってしまった人の中には
そういう人がたくさんいます。
放送は、ちゃんと聞いている人が聞きやすいことを意識して喋るべきなのに、
いつのまにか自分の喋り口調で喋り、放送では聞きにくくなっていることに、
誰も気づかない。。。
のではなく、
誰も言えないのでそのまま。

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