「プレゼンナイト」参加者の声を動画でご紹介 女性編
2016.08.26
プレゼンナイト会場案内
2016.08.21
募集!圧倒的に人と違うプレゼンスキルを身に着ける「プレゼンナイト!」。
ワクワク!かっこよく!美味しい!個別レクチャー付セミナー
の会場近辺を画像でご紹介します。
イオンナゴヤドームのすぐお隣の、名城大学キャンパス内レストランです。
プレゼンナイトには出たいけど家族が・・・という方には、
会場内にはお子さんが遊べるスペースも。
ご家族でいらっしゃった場合、お付添の方やお子様にもお過ごしいただける場所はたっぷりあります。
(その場合レストランで個別でお飲み物やお料理を注文された場合には料金が発生します。)
隣にイオンも、(もちろん巨大駐車場も)ありますね(笑)
ちなみに、240インチ、って、こんな大きさです。大っきい~!!!
募集!圧倒的に人と違うプレゼンスキルを身に着ける「プレゼンナイト!」。ワクワク!かっこよく!美味しい!個別レクチャー付セミナー
2016.08.21
「スティーブ・ジョブズのようなかっこいいプレゼンテーションにあこがれる・・・」
「NHKのTED・スーパープレゼンテーションのように聞き手にワクワクしてもらえるプレゼンができたらいいな・・・」
「自分のプレゼンや営業トーク、なんか変えたい」
そんな方のための、
”圧倒的に他人と違う”プレゼンスキルが身につく、
ワクワク楽しみながらの珍しいスタイルのプレゼンセミナーです!
◆最大の目的
「話すことって楽しい!」「プレゼンしていたらなんだかワクワくしてきた!」を、体感していただきながら、プレゼンスキルアップをしていただくこと!!です。
プレゼン、といっても、自己紹介や自己PR、1分間スピーチや商品・サービス説明するときなども含め、人の前で話す時、すべてを含みます。
つい硬くなってまじめになってしまいがちないつものプレゼン、営業トークにも活かせるようなエンターテインメント性のあるプレゼンをトレーニングしよう、というもの。
ちょっと略して「エンタメプレゼントレーニングナイト!」です。もっと略して「プレゼンナイト!」です。
◆企画意図
プレゼンテーションや人前で話す際、うまく話せない、もっと相手の心が動くような話し方をしたい。と思っている方が多いと思います。
人前で話す仕事の私と何が一番違うのは何か・・・と考えたとき「話すことを楽しんでいるかいないか」が最も違う!と思ったのでした。
いつも緊張したり、間違えちゃいけない!と思いすぎて、「プレゼンってワクワクする、人の前で話すって楽しい」と思った経験があまりないのではないでしょうか?
でも一度その経験をすると自信がついて、「話す」ということに積極的になり、さらにさらにプレゼンスキルUPにつながります。
実際、プレゼンテーションや話し方トレーニングを受けてくださった受講生の方々が、「なんだか話すのが楽しくなってきた!」とよくおっしゃって、どんどん話すことにチャレンジし、コツを身に着けて行く方が多いのです。
そこで、「話すことって楽しい!」を体験していただきながら、プレゼンのコツも学んでいただこうと企画しました。
◆今回の企画の特徴
・話すって楽しい!という感覚を味わっていただくことを重要視します。
・もちろん、プロからの、プレゼンや話し方のポイントが学べます。
・参加スタイルは2タイプ。
<1>プレゼンター:前に立って話していただき個別レクチャーを受けることができる
<2>オーディエンス:プレゼンはせずプレゼンターと講師のやり取りを見て学ぶ
・開放的な会場で気楽にのびのびお話いただける環境です。
・240inchの超巨大プロジェクタースクリーンの前でお話いただけます。
・参加者から、こうしてみたら?こうすると良さそう、という聞き手側の意見も聞けます。
・お酒の力を借ります!(笑)(もちろん飲まなくてもOKです。)
とにかくプレゼンター(話す人)もお客さん(他の参加者)も一緒になって楽しい雰囲気を作り、全員が、プレゼンターの味方!という空気感の中で、気持ち良くしゃべっていただけるようにします。
そのためLIVE会場のように、お料理やドリンクを飲みながら進めます。
◆このような皆様、お待ちしています。
・かっこよくプレゼンしたい。
・お客さんと一緒にワクワクするようなプレゼンをしたい。
・周りの人と違うプレゼンスタイルを確立したい。
・もっと堂々とプレゼンしたい
・自分ももっと楽しんで人前で話したい。
・聞き手の心を動かせるような話し方をしたい
・人前で話すことが苦手だから克服したい
・いままでの自分と何か変えたい
・プレゼンスキルを磨きたい
などの思いのある方。
また、
・かっこいい楽しいプレゼンに賛成!という方。
・人と違うプレゼンをしようとする方を応援する気持ちのある方。
も、オーディエンスとしてぜひぜひご参加ください!
◆プレゼンターにエントリーされる場合
・お話される内容については基本的にはご自由です。
・時間は1分程度です。お申し込み後の確認メールで参考内容をお知らせします。
※1分間以内という短いトークを何度も何度も繰り返し、印象良くエンターテインメント性を持った話し方に仕上げていきたいため、その場で繰り返しトレーニングできる長さとして、1分以内とさせていただきます。どうぞご理解ください。
(1分間でも、”この感覚“というトーク感覚とスキルを身に着けていただければ、長時間トークに転用していただけます。)
・プロジェクターに資料を映し出したい、という場合は事前にご連絡ください。
◆ご注意
・会場がオープンな会場のため、お申込者以外の方が遠巻きに足を止めてご覧になる可能性もありますことをご了承ください。
(その方々が見たときに、前で話している人は楽しそうだけど何を話しているんだろう、と内心思っていただけたら成功! たまたま通りがかった人すらも、聞きたくなった、つまり聞き手の心を動かせた、ということですから(^^))
・アルコールも入りますが、あくまでもプレゼンスキルアップのための講座であるため、泥酔や大騒ぎはご遠慮ください。
・プレゼンターの皆さんにはあたたかい拍手やエールをお願いします。
・今回は、声のトーン・滑舌・表情・身振り手振り等、見て聞いてお客様が感じる”印象をグンと良くする”点をメインとします。時間の関係上、話の構成等、話す内容についてはあまりレクチャー等は致しかねますこと、ご了承ください。
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◆開催概要
日にち 2016年8月23日(火)
時 間 19;30~21:30(受付は19:00~)
場 所 MU-GARDENTERRACE(ムーガーデンテラス)
名古屋市の名城大学「ナゴヤドーム前キャンパス」北館1F
http://www.mu-gardenterrace.jp/
(ナゴヤドームの西隣 イオンナゴヤドーム前店北隣敷地)
〒461-0048名古屋市東区矢田南 4-102-9
名城大学ナゴヤドーム前キャンパス北館1F
052-725-7390
アクセス 地下鉄名城線・ゆとりーとライン
「ナゴヤドーム前矢田駅」出口1・2 徒歩約3分
JR中央本線・名鉄瀬戸線「大曽根駅」 徒歩約10分
会場には駐車場はありませんが、近隣コインパーキング等はあります。
http://www.mu-gardenterrace.jp/access/
◆お申し込み方法
※このページの参加ボタンだけでは参加申込にはなりません。
下記フォームから必ずお申し込みください。
http://my.formman.com/t/IGoM/
◆申込締切 2016年8月20日(土)20時受信分まで
◆主 催 プレゼンジャパン http://presenjapan.jp/
◆講師 声戦略トレーナー 梶田香織
絶対音感を持ち、声を聞くだけでその人の口や舌の動きがわかる。
その能力とナレーター経験から、印象をアップさせるための声の出し方・発音や滑舌の明瞭化ポイント等を即座に伝えることを最も得意とする。
常に「それを聞いた人がどう感じるか」を最優先に考えた声の出し方・話し方の印象、話の展開を提案することで、メディア進出やグローバル展開など、その人その組織のさらなるステージアップを支援している。
[略歴]
聞き手に目的通りに”感じてもらえる声と話し方”技術を要するナレーターとして、キャリア20年。『ズームイン! サタデー』東海地方天気予報を10年、ラジオパーソナリティを連続約15年担当するなど、東海地区の主要テレビ・ラジオ局のすべてに声の出演実績を持つ。全国放送テレビ番組の他、CM、企業PR映像、商品紹介映像音声も担当。
また、フリートークや臨機応変を得意とする“台本の要らない司会者”として、通る声とアドリブ満載の喋りで聴衆を巻き込んでいく司会に、”一声で会場がライブになる“との声も多数。
現在、メディア出演、圧倒的No.1を目指す各分野の専門家を対象に、聞く人を惹きつける声の出し方・話し方・マイク使い等のプレゼンテーション研修を行うほか、企業対象にファン数・売上・コミュニケーション力UPのための“声戦略”セミナー全国展開中。専門学校非常勤講師として声優・俳優等プロの喋り手養成指導も行う。
プライベートでは日本で唯一のバタートースト評論家として、フジテレビ「バイキング」、日経プラス1等メディア出演多数。
[主な講師・講演実績]
・東海3県金融広報アドバイザー研修会
・名古屋商工会議所主催メッセナゴヤ2014・2015出展者プレゼンテーション
・名古屋グランパスエイトサッカースクール 接客研修
・選挙演説のための声戦略研修
・受注機会拡大のためのコミュニケーション・プレゼン力アップ研修
・接客接遇&基本マナー お客様にホスピタリティーを感じていただける声の出し方話し方研修
・名古屋丸の内ロータリークラブ卓話「想像を上回る!? 声の威力」
・営業で!電話応対で 動画で!売上アップの万能スキル!あなたの”声”でお客様が買いたくなる「声の笑顔力」向上研修
・アントレプレナー(起業家)プレゼンテーション研修
その4 新体操解説者・田中琴乃さんのお話+スポーツに関わる人の話す力の人生への影響
2016.08.19
新体操の解説者・田中琴乃さんの解説の素晴らしさについて、
その1の【声】と
その2の【滑舌】
その3の【解説の内容】
に分けて書いてきました。
最後に、まとめ、です。
セミナーやトレーニングで、冒頭によく私がお伝えしているのは、
うまく話したい、と思う場合は、
「声。といいますか、感覚として印象を左右する「音」としての要素」と、
「理解してもらう話の内容(校正等)」とは分けて考えるべき。
どちらも良いことが、その人の話が良い、その人が良い、ということになるため、
別々に分解して練習する必要がある、ということです。
田中さんも増田さんもまさに、その両方が良い、のです。
1の声や滑舌については、マラソンの増田明美さんの解説も今回のリオオリンピックでも話題になりました。
例えば、新体操はあまり見ないから、その演技・踊りが、よくある振付なのか独創的なのかもわからない。
身体の動き1つも、しなやかできれいだな~と思う程度でそれが普通な気もしながら見ているけど、どんなしなやかさか、それがたまたまその選手だけなのか、
その国の特徴なのか、等までよくわかります。
これらはほとんど生まれ持ってのもの +(プラス)、現役を引退して様々なところで解説を経験したり、現在の仕事内で、たくさんの人に化粧の仕方等を教えるたちばに立つなど経験だと思われます。
トレーニングを特にしなくても、元々、ある程度の声の出し方ができていれば、
人に伝えようとする、人が聞いている、という意識さえ身につければ、
頑張りすぎず無理のない、とても自然な感じでこのように聞こえやすくなります。
解説者としてテレビなどで話す方は、最低限、この雰囲気が必要なのです。
田中さんのような、元々そういった声の出し方ができている方の方が少ないですが、
ほんのちょっとの訓練でこれはすぐにできるようになることです。
まず、テレビやラジオという、何かしながら、画面を見ていない、車なら町の騒音やクラクション等雑音の中で聞いている人もいるので、まずは声を聞こえるように話さなきゃ、という意識は忘れてほしくないものです。
厳しい表現ですが、現役選手の頃のように注目してもらえる立場ではなく、
注目してもらう立場であり、その人の解説でそのスポーツに興味を持つ人が増えたり、
誰だろうこの解説者、わかりやすくておもしろい、となれば、
その人のファンが増えるだけでなく、それを聞いた他のテレビ局や番組担当者から、うちの番組でも・・・となるはずですから。
スポーツ選手は、引退後のセカンドキャリアについては水面下では課題として挙げられているようです。
現役のうちから、または小さなころから、
スポーツの技術を教えるとともに、
大人の人、ファンの人、テレビラジオ等のメディアの人達からの見られ方を意識した、声の出し方や話し方の教育をちゃんとしてあげれば、
現役中からもっとファンが増え
↓
モチベーションが上がり
↓
成績アップにもつながり、
↓
メディア出演の機会も増え
↓
その選手に憧れてそのスポーツを始める子供も増える
↓
さらにはCM出演依頼等も舞い込み
↓
引退後、解説者やタレントの道も開かれたり、
または、スポーツ教室の講師・社長として、一般のお客様対象の仕事に着く際に、
今まで一般マナ―を知らなかったことに屈辱を味わったり一から勉強する苦労も味わわなくて済む。
↓
引退後の生活に不安感を感じることなく、明るい第二の人生を進むことができる。
など、未来の人生につながっていきます。
こういったことはスポーツ界だけではありませんが、
この、「声・滑舌・話すスキル」の大切さをお伝えすることで、
スポーツに打ち込んでいらっしゃる皆さんを応援させていただきたい!
と、普段から思っていますが、一層思わせてくれたリオオリンピック、
田中さんの解説でした。
追伸。
ちょうど、ボルト選手の人間性についての記事がありました。
こういった人間性も非常に大切。
私の講座の中では、一般常識や、マナー、
たとえば人前でため息をつく・大口を開けて平気であくびをする、
などの無意識でやってしまいそうなこと、は徹底的に
「それは感じ悪い!」
「周りの人が嫌な気持ちになる」
「品が無い人と思われる」
「全然人目を気にしない人間です、と言っているようなもの」
と、あえてキツイ強い表現で伝えます。
昨今こういうことをちゃんと指導する人が少なく、本人がそれが悪いと気づかずに社会に出てしまい損をしている場合が多く見受けられるからです。
良いか悪いかを知った上で本人がそれをやり続けるならそれは自由です。
ですが、知らないのがかわいそう。
それでいて、陰ではまさに本当に
「あの人感じ悪いよね」とか、「なんか話し方がムカつく」とか、「品が無い」
という表現で話題にしています。
その表現は直接本人の耳に届くことはありません。
だから敢えて、
「正面切っては誰も言ってくれないと思うけど、陰ではこう言われる可能性があるんだよ。
それで良いなら良いけど、それが嫌なら、変えた方がいいね」と。
知っていると知らないとでは大きな違いなので言うことだけは言っておきますが、
あくまでもそれを受け入れるかどうかの最終的ジャッジは本人です。
ということも大切にしています。
その3 新体操解説者・田中琴乃さんの解説が素晴らしい要因
2016.08.19
大きな要因の1つを、
その1の【声】と
その2の【滑舌】に分けて書いてきましたが、
今回は、大きな要因の2つめ【解説】についてです。
田中琴乃さんの解説者としてのすばらしさの要因は解説の内容にもあります。
1.審査員も含めたそのスポーツに詳しい人ならどこをどう見ているのか、がわかるので競技に詳しくなくても楽しめる。
2.いまは何がどうなっているのか、その技名も含めて言ってくれる。
(どういう技の名前で何ができたら成功なのか)、どこが難しいのか、がわかる。
3.今ボーっと見ていたものが成功だったのかどうかをちゃんと言ってくれる。
それを言ってくれることで、そこが加点ポイントだったことがわかる。
4.この先、何が行われるからどこに注目してみると良いかを教えてくれる。
5.選手側の心境も言ってくれておもしろい。
といったように、その競技はあまり知らなくてどう見たらいいのかわからないけど、なんとなく見ている、という状態の人が、
つい興味を持って見ちゃう内容を盛り込んでくれるのです。
全体的には、マラソンの増田明美さんと同じ要素を持ちます。
増田明美さんは、あまりの声の美しさと滑舌の聞き取りやすさとなめらかさと上品さから、資生堂のCMや番組のナレーションもするほど。
私達ナレーターのライバルとなりました。(笑)
さらに、知られざる情報や暴露ネタ満載の、聞いていて楽しい解説はすっかりおなじみですね。
何を喋るのか楽しみに聞いちゃう。
田中琴乃さんは、そういった隠しネタの手段とは違い、
目の前に起きていることだけであってもそれを、とてもうまく、まさに「解説」されています。
サッカーや野球、マラソンのように経験があったり見方を良く知っている人が多いスポーツなら
増田明美さんタイプがさらにおもしろいですが、
新体操のように経験者の少ないスポーツは、この
田中さんの解説は理想のように思います。
そして、喋りすぎる訳でもなく黙りすぎる訳でもなく、
「よく見ています」「成功です」と、短い言葉で時々挟むタイミングは、
沈黙が長すぎることもなくなり、とにかく絶妙。
本当に素敵です。
長くなってしまったので、もう一記事、別に書いてみようと思います。
解説者だけでなく、子供も大人も含め、スポーツに関わる人達に最も伝えたい、
話す力とその力の有無による、人生への影響について、です。
その2 新体操解説者・田中琴乃さんの解説が素晴らしい要因
2016.08.19
前の記事、その1の【声】について、
に続いては、【滑舌】についてです。
滑舌もやわらかく良い。
舌の弾き具合が強すぎずよく動くので、一音一音が軽やかに鳴っている。
コロコロコロ、と一音一音が転がっていく感じ。
舌の弾き具合(上あごにぶつかる強さ)が強いと、テキパキハキハキした印象になり、母音が伸びると品が無くなったり嫌味な感じになりますが、
田中さんの場合は、舌のあたりが聞きやすいレベル内でやさしく、それによって一音一音のキレも強すぎず女性らしく優しい感じも出ています。
アナウンサーのようにしっかりトレーニングしました、という滑舌の音ではありません。
でも、言葉のすべての音が一音も欠けることなくちゃんと聞きとれます、パソコン作業をしながらでも。
これも元々の持ち味であったり、人に伝えるためにハッキリしゃべらなきゃ、とご本人なりの意識があることからだと感じられます。
もともときっと、お話するのがお好きなのではないかと思います。
お喋りな人は小さなころからたくさん喋り、日常も喋ることが多いので、舌の筋肉も柔軟に動くようになっていますしね。
ちなみにここまで読むと、
結局生まれつきかどうかじゃん、と思われるかもしれませんが、
そうではありません。
生まれつきできる人もいますが、それなりに意識が無いとできないこと。
また、生まれつきできない人がほとんどで、それは全て、気を付け方を覚えれば誰でもできることです。
おじぎをフニャフニャとしかできなかった人が、背中とお腹に力を入れて背筋をまっすぐ伸ばし、角度は何度、と練習してきれいなお辞儀ができるようになるのと同じようなものです。
正しいやり方を知る、というところから始めるわけですが、
声や滑舌については正しいやり方を教わる機会が無いだけのことです。
今もし悩んでいる方いらっしゃるとしたら、悩む必要は全くありませんのでご安心ください。
コミュニケーションや”プレゼンテーション”という言葉がよく言われるようになってきた昨今、
アナウンサーなど話すプロになる人だけではなく、
一般の企業や地域の生活の中でも、ちゃんと相手に聞こえる声と滑舌は練習する文化ができると良いですね。
小さなころから家の中で過ごすことが多かったり核家族で兄弟げんかをする機会無く育ってきた方は、
大きな声を出せと言われても、声帯の筋肉が、小さな声しか出ない筋肉になっています。
ちゃんと小さなころから親御さんが気をつけて大きな声をしっかり出せるようにしてあげれば、
いじめられる子も今よりは減るかもしれません。
いじめられやすい子は声が小さくてモジモジしゃべっていることが傾向的に多いですし。
今悩んでいる方も、
声の出し方を練習しなきゃ、といつ気づくか、いつ誰が気づかせてくれるか、
があったかなかったか、単にそれだけの違いなので
今からでもいくつになっても十分できるようになります。
さて続いては、大きな要因としては、
1つめ=前記事の【声】について、と、今回の記事【滑舌】について に続き、
大きな要因2つめ! 【解説】についてです。(次の記事)
その1 新体操解説者・田中琴乃さんの解説が素晴らしい要因
2016.08.19
リオオリンピック新体操の解説者、田中琴乃さんの解説がとってもとっても素晴らしい。
素晴らしいと思う大きな要因は2つあります。
少し長くなるので、3回の記事に分けて書いていきます。
1つは、声が明るく、聞きやすいこと。
テレビをつけながら、パソコン作業をしているのですが、こうしてパソコンに向かって文字を書きながら何か作業をしながらでも、するすると耳に入ってきます。
2つめは、解説の内容。
そのスポーツを知らない人でも楽しめる要素が満載であること。です。
まずここでは、前者の【声】の要素についてもう少し細かく触れていきます。
田中さんの声は、
明るさがある。
高さも良い。
キンキンせずまろやかな音で、聞いていて心地良い。
例えるなら、布や毛糸?でまかれたバチで、木の少し高めの音を鳴らしているような音です。
木琴でも木製のバチそのままでたたけばカツン!とした音が出る、木琴じゃなくて鉄琴であればそれはそれはキンキンきます。
(ちなみに私は子供の頃は鉄琴タイプの声でした(笑))
そういった耳障りな要素がありません。
これは、無理なく声を張っているからです。
声の張りは、放送ではもちろん、オフィシャルに誰かにちゃんと何かを伝えようとする場合には必ずといって良いほど必要な要素です。
そして口角が上がり気味の音も明るさの出ている要因です。
では、次は、【滑舌】について書いていきましょう。
続きはその2 「新体操解説者・田中琴乃さんの解説が素晴らしい要因」のこちらのページへ。
「っていうふうに思います」のままでいいの?
2016.08.15
インタビューを見ていて(オリンピックだけじゃないですが)、どうしても気になる表現が2つある。
「・・・っていうふうに(思います)」と、
「・・・してもらって・・・」
もっと気になる言葉もあるけれど、どうしても、
誰か注意してあげたらいいのに、と強く思うのがこの2つ。
「・・・と思います」
「・・・していただいて・・・」
の方が、知的に感じられるのに。
または、それが大人社会では一般的なのでは。
「・・・っていうふうに」って、中学生くらいに感じてしまう。
意外と多い。テレビのインタビューシーンを見ていると。
でも実は、考えながら喋るときは、少しでも語彙を増やすと、
その言葉が口から出ている時間が長くなり、次の言葉を考える時間を稼げるので、そうなるのもわかる。
あえてそうする場合もある。
でも、ほとんど、見ていると口癖であったりそれが普通の言い方になっている様子。
学生ならともかく、20代後半になり、さらにはそれ以上になり、
しかも、インタビューされる機会が多いとわかっている大人であれば、普段から直しておかないとつい口から出てしまう。
「応援してもらって」と「応援していただいて」では
感謝度の軽さ重さの差も感じる。
細かいなぁっ!と機嫌を悪くする人もいるかもしれない。そこは、ごめんなさい、私の職業病なのでお許しください。
例えばテレビ番組や何かの台本、セリフを作る皆さんは、このちょっとした言葉から感じるニュアンスを、ビックリするくらい気にして文字を書いている。
その文字を音にしてさらに、より感じてもらうように話すのがナレーターの仕事で、それを20年続けてきたので^^;
若かったりキャラクターに合っているのであれば「応援してもらって」でもかわいく感じたりして全く気にならない場合もあるので、絶対的にそうだとは言えない。
でも、逆にオリンピックを見ていても、10代半ばでもキッチリ話せる選手もいる。
実力も言葉遣いも会話力も上、の方が、
やっぱりさすがトップだな~、!
という印象が強くなる。
敬語や言葉遣いは、本人の責任というよりは、環境の責任だと私は思う。
誰かが注意してくれたり気づかせてくれる状況に出会ってきたかこれから出会うのか、の差。
「っていうふうに・・・」という人には誰がいつ気づかせてあげるのかな。
ちなみに、オリンピックに出る選手に対しては、日本オリンピック委員会が、インタビュー対応等のレクチャーを行う、と聞いたことがある。
そういうときに、こういった内容も伝えているのだろうか。
でも伝えていたとしたら、毎回インタビューのたびには出ないだろうしな・・・
例えば私が講座を担当させていただいている学生は、
注意したことを繰返し言ってしまったりすると、その言葉が口から出た瞬間、「あっ」と言ってしまったり、声にしないまでも顔がちょっとだけ、しまった、という表情になったりする。
テレビで見ている限りはそれは見受けられないし。
できるものなら伝えて直してあげたい。
それで選、強いけど言葉遣いがなんか・・・、など、
ほんのちょっとでも手の評価が落ちたり、世間話の中で失笑のネタにされるとしたらそれは絶対に気の毒だ。
つらい練習して、日本代表の重圧を感じながら、あんなに死ぬ気で頑張って、
勝っても負けても、すごい!がんばってきて本当にすばらしい!と
精一杯褒めて称えて、応援してあげたい。私が指導者だったら、
0.00000数%でも、評価を落とす可能性をなくしてあげたい。
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