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伝える際の、「物理的」「理論的」の二つの要素

担当させていただいている話し方レッスンのうち、やっぱり自分に合っていると思うのは
様々なジャンルの”その仕事のプロフェッショナルとして必要な話し方”、
を身に着けるお手伝いをさせていただくマンツーマンレッスン。
そのうちの一つに、営業活動やプレゼンに向けてのマンツーマン話し方レッスンがあります。
ある日のレッスンはこんな風に進めました。
商品やサービスをお客様に1対1で説明する場合についてです。
まず、お客様のところでお話される内容をいつも通り話していただきました。
10分弱で終えるように心がけているそうで時間はバッチリでした。
伝えたい要素はほぼすべて含まれていました。
でも、聞いていてわかりにくい。。。
一般的な聞き手の立場として言うなら、感想は、「ふーん」という感想。
「なんか良さそうなことを言ってる気もするけど、まいっか(うちにはそれほど関係なさそうだし、また詳しく効きたくなったら連絡して聞けばいいや~)。」
という感じです。
レッスンさせていただく立場として言うなら、
「このサービスのポイント」、「
実はこういうこと、とってもよくあります。
要因は、
1.「物理的」とも言える、口調や間、リズムなどの話し方 と
2.「理論的」な、話の順番。
の二つに分かれます。
「話し方を学びたい」というときにこの二つをきちんと分けてスキルアップしていかないと、
上達や解決が遅れます。
というわけで、レッスンではまずは2から。
2の、話したい内容がキッチリ決まったら、それを
“聞き手にどう感じてもらいたいか”に合わせて、声の高さや強さ、間などを訓練していきます。
レッスンでは、聞き手の立場にたった順番に変えてみることを提案。

違いわかりますか?声優養成レッスンで描いた絵

この日の絵は
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先日もよく似た絵がありましたね。それは
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同じようで伝えたいことは実は違うのです。
上は手を下から上に向けて広げています。
下の絵は、ハロ~!という感じで手をあげています。
上は、ほら、こんなに楽しいですよ、と訴えかける気持ちが強い。
下は、ヤッホー!楽しいよ~!
とただ自分の感じていることを言っているだけ。
訴えかける気持ちはあまりありません。
こういうちょっとしたイメージの違いを、
話し方だけで伝え分けるのがナレーターの仕事だな~
と、長年やってきてつくづく感じています。
そのコツを講義で伝えたいのです。
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梶田香織の今気になっていること、夢中になっていること
☆自分のカタログづくり
プロスポーツ選手をめざす子ども達対象話し方講座
☆名古屋のビジネスの祭典「N-1グランプリ」事務局を担当しています。
n1banner.png 2013年11月23日(土) 名古屋市千種区吹上で開催
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