お姉系地下鉄車掌さんアナウンス<13>
2011.10.03
男性車掌さん
声が高く細く、超女性的。
そして喋り方もかなり女性的。
マイクを持つ手の小指が立っているのではないだろうか、と思うほどです。
女性がちょっと気取って喋るときのような、
昔のエレベーターガールのように、うねりがあって語尾の「です」とか「ます」が上がる話し方。
うねりがあると声の高低や強弱がでるので、
「ほん(じつは、ご乗車…ありがとうござい)ます!」
と、最初と最後の、ほん、と、ます、しか聞き取れなくなります、特に地下鉄車内はやかましいから。
何か言っているから何だろう、と聞こうとしても、ボリュームが小さいから、必死に耳を済ましても完全に聞こえなくて20%くらいは推測して解釈している感じ。
電車はきっといつもと同じアナウンスだからこれでもまぁ良いかも
と思ったりもします、実は。
逆に緊急の時などにいつもと違う話し方をすることで、
なんか違う、なんだなんだ?と注目させる演出ができるから。
毎日同じことをガンガン言われるのも不愉快ですし。
と考えると
緊急時を除いて、何回も同じことを言わなくてはいけないアナウンス担当の人の話し方は実はかなり難しい。
毎回聞かされてもうっとうしくない
ちゃんと聞こえるけど耳障りじゃない
そんな話し方。
これはナレーションの分野とよく似ています。
ただ、ナレーションになると1%だって何を言ったか推測して解釈してください、は許されない。
一音でも聞き取れないのはNGだから。
司会と、アナウンスやナレーション、似ているけど違うんだよ!
でも伝える気持ちはナレーションも司会も一緒なんだよ!
こんな、相反することを講義で聞かされる学生たちは戸惑っているかしら(笑)
さて。学校に着きました!講義スタート!
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