9/16金:手羽先対決+名古屋名物
2005.09.19
美味しすぎる!手羽先を食べるために「やまちゃん」と「風来坊」をハシゴしました。名古屋の手羽先を食べたことが無いという知人に、ならせっかくだから同時に両方食べて比べちゃおう!と提案して二軒行ってしまいました。さすがに手羽先ハシゴは私も初体験。ちなみに私はずっとやまちゃん派です。
●軍配●
うへ~~~!絶対やまちゃん!と思っていたのに、風来坊のほうがちょっぴりリードしてしまいました。なぜでしょう。。。二軒同時に味わってみてわかったことがありました。やまちゃんは外側を味わうもの、風来坊は内側を味わうものということです。
●味の違い●
←やまちゃんは口に入れた瞬間がおいしい。お肉を油で揚げたジュワ~っとしたおいしさに胡椒が溶け込んで味がキリっとする。そして少しだけかかったタレにあたるとホッとやさしい甘味、この瞬間がたまらないのです!そしてかんでるあいだに肉汁で最初の濃い味がなくなるので、また新しく外側の刺激的な味を体験したくなる。この繰り返しで次から次へとどんどん食べられる。逆に
←風来坊は表面は魚のみりん干しのようにちょっとベタつき気味。食べるとごまの味もしながら、やっぱり第一印象はこのみりん干しのような甘さ。でも少し遅れて出てくる香辛料の味でちょうどよくなる。すばらしいのはここから!しばらくかんでいると出てくる出てくるお肉の味!うわぁ~鶏肉の味が濃い~!しかもそれが既に口の中でちょうどよく調合された甘味とスパイシーさと混ざり合って、口の中で調理されてまた新たな旨味が生まれてる!って感じです。「おいしい」よりは「うまい」という表現の合う奥深い味でした
すっごい講釈を書きましたがこの表現は自分のために書き留めてあります、あしからず(^^)
そんなわけで風来坊のあの調味料とお肉の旨味の合わさった味、この表現しがたい味だからこそまた食べて「そうそうこの味この味」と満喫したくなるのです。お肉の中で鶏肉が一番好きだからこそかもしれません。鶏肉が好きじゃない人はダメかもね。
●やまちゃんの他メニュー●←見えます?胡椒のヴェール。めちゃめちゃかかってました!でもこれもおいしいの!辛いのが苦手な人はやめたほうがいいと思いますが、平気な人には嬉しい辛さ。でもたまに食べる程度じゃないと、だんだん旨味がわからなくなります、ハハハ
。
←これはやまちゃんのどて煮。甘味噌をキャベツとでもご飯とでも果てはそのままでも食べるほどの私にとってどてや味噌カツと聞いただけでも幸せ。もし天皇陛下と一緒に食事をすることがあるとしても、出された瞬間に真っ先に手を伸ばして食べそうな勢い、食べたい!って一心で待っていられなくなっちゃう(^^)。それだけ好きだと逆に自分が「これだ!」と思う味にめぐり合うことがほとんど無い、甘味が強過ぎるとかシャビシャビだとか。でもこのどて煮は何も言うことはありません、私にとっては完璧でした
。●お店の混雑●
3連休前の金曜日、ということもありましたが、金山駅近辺にある4,5店舗のやまちゃんは全店満員で全然すぐには入れません。予約もとれない状態。もう3人になったら飛び入りで入るのは難しそう。ちなみに東京でも数日前から予約を取らないといけないそうです。風来坊に行ったのはお店の時計で23時5分前。「あの時計で11時でオーダーストップだで最後の注文ねー」とおじさんが注文をとっていった。でもその時計、世の中の時計より10分くらい進んでますが・・・。ちなみに鶏肉を愛する知人が言うには「風来坊は金山がいちばんおいしい」だそうです。やっぱり手羽先っておいしいねえ!しかもこの2店はやっぱりおいしいわ。少し前に普通の居酒屋でも手羽先食べたけど「ふーん」って感じだったけど、ここはウンチク言いたくなるもの。ってことはそれだけおいしくて分析したくなるってことだもの。元食品会社の開発をしていたクセが抜けなくて。ってことにしておきましょ!
この日、初めて私は自分が千鳥足になるのを体験しました。久しぶりに飲んだからかな。あー良い日だった!!